たまサポ「防災おしゃべり会」

台風や地震など、災害への備えを見直したいという人が集まって、情報交換をする機会を設けました。

防災士のたまサポメンバーが、取り組みやすい防災のコツを紹介しつつ、ナビゲーターを務めています。

どなたでも、お気軽にご参加ください!(当日、直接会場へ)


◎今後の予定◎ 未定です。


第8回 節水、節ガスでつくろう!パスタ

2023年11月27日(月)10:30~11:30  家庭科室 13名

これまで要望の多かった防災クッキングをついに開催!

「節水、節ガスでつくろう!スイスイパスタ」をテーマに、

・あらかじめ水に浸けておくパスタ(1人前、コップ1杯の水でゆで時間1分♪)

・ポリ袋調理でホットケーキミックスの蒸しパン

の2品をカセットガスコンロを使ってつくり、試食しました。

 

調理のポイントは、いかに水とガスを節約するか。

キッチンバサミ、ポリ袋、ラップ、使い捨て手袋、除菌シートなどを備蓄しておくと、

 まな板やボウルを使わず、水洗いや手洗いができない状況でも衛生をキープしやすい

パスタとパスタソース、ホットケーキミックス、パウチや缶詰、乾燥した野菜など

 ふだんも食べていて、保存しやすい食材が、在宅避難生活では便利

カセットコンロとカセットボンベの備蓄は必須!温かい食べ物は、心を元気にします

 カセットボンベ1本の使用時間は約70分程度(気温や火力による)。多めに備蓄を

 

<参加者アンケートより> 家でもつくってみるという声が多数でした!

・パスタも、蒸しパンも、とてもおいしかったです

・とにかく、水が少なくてすむのがびっくりでした。パスタは子供の好きなモチモチ食感♪

・ふだんも、災害時にもおいしく食べられるレシピで、備える気になりました

・聞いたことはあったけど試したことはなく、今回体験できたので、自分でも調理してみます

 

<写真解説>

左:蒸しパンの準備。調理用のポリエチレン袋に、ホットケーキミックス200g、甘酒200cc、レーズンを入れてモミモミ

  (具をウインナーやコーンの缶詰にして、水180〜200ccにすると、お惣菜系蒸しパンに)

中:スイスイパスタは、ひたひたの水に麺を2時間以上浸けたあと、沸騰させたコップ1杯の湯で、1分間茹でます

右上:牛乳パックを切ってラップをかけた手作りの食器にパスタを盛り、お好みのパスタソースをかければ完成

右下:蒸しパンは、沸騰させたお湯に材料をよく混ぜたポリエチレンの袋を入れ、中〜弱火で約20分

   (途中上下をひっくり返す)。お湯は再利用できます。

スイスイパスタの作り方動画は、こちら!

https://www.youtube.com/watch?v=3DFxR5SWUiI

ナビゲーターの高梨が所属する防災まちづくり研究会が、

こらぼ大森と一緒に制作しました。

左のQRコードからも観られます。


●第7回「グッズと知恵」はじめの一歩篇

2023年7月12日(木)9:30~10:00  社教1 9名

約1年ぶりのおしゃべり会は、「非常時に役立つグッズと知恵」をテーマに開催しました。

まずは、いろいろな明かりを手にとり、用途ごとに備える大切さを確認(詳しくは写真参照)。

また、用事で都心部に保護者がいる時に大地震があった場合、学校にいる

子どもといつ再会できるかを想像してみました。被害が大きいほど、無理に移動することは危険です。

2〜3日会えない可能性も視野に、子どもとどのような約束をしておくとよいかを考えました。

◎命を守るための知恵を備え、事前に手を打っておくことが大切

◎我が家の“防災の専門家”は、自分!!

など、「防災対策は、何からどう始めたらいいの?」という方が動き出すきっかけになる内容でした。

 

<参加者アンケートより>

・ママ目線でどう備えたらよいかを想像しやすく、他の参加者のアイデアもためになりました。

・被災後、外出先から歩いて帰れるとしても、その日中に帰れるとは限らない。考えてみればその通り!

・被災した時にどう行動するか、子どもとの約束など曖昧になっていたので、しっかり考えたいです。

<写真解説>

上段右:停電中は家族1人に1つ(ヘッドランプなど)、部屋ごとに1つ(ランタンなど)があると、安心度がアップ!

下段左:落としても割れない柔らかいタイプのランタンなら、小さなお子さんにも持たせられます。

下段右:停電すると自動点灯してくれる足元灯は寝室におすすめ!写真はコンセントに差しておくタイプ。

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防災おしゃべり会レジュメ第7回
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●第6回「非常時の水の備え」

2022年7月14日(木)11:30~12:00  社教1 15名

「備蓄、給水、節水」の3つの視点で非常時に備えようをテーマに開催しました。

ワークショップは、風呂敷リュックをつくって水を背負い、手で持つより背負った方が断然ラク!と確認。

また牛乳パックでお皿とスプーンをつくり、「タメになって楽しかった〜♪」の声も上がりました。

◎風呂敷リュックづくりは、大判スカーフを使うアイデアも♪(写真右上)*つくり方は下のイラスト解説参照

◎1本の牛乳パックからお皿1つとスプーン2つができました(写真右下)

お皿にラップを敷いて食器として使い、食後はラップだけを捨てれば、食器を洗う水を節約できます。

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防災おしゃべり会レジュメ第6回
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●今から備える、風水害「Q&ヒント」

2019年10月の台風被害を教訓に始まった「防災おしゃべり会」。備えを進めたいという声にお応えして、質問にお答えするかたちで情報をアップしました。(2020.7.7情報/防災おしゃべり会ナビゲーター)

 

Q.私のうちの浸水のリスクは?

まず、大田区発表のハザードマップ(風水害編)を必ず確認しておきましょう。

多摩川が氾濫した場合の、「浸水の深さと広さ」「浸水継続時間」の想定がわかります。

多摩小周辺では、5〜10mもの浸水が想定されているエリアがあります。

また、浸水が12時間、1日、3日、長い場所では4週間も継続すると想定されています。

その上で、このページの一番下にある「防災おしゃべり会レジュメ(第1回)」PDFの

内容を確認し、事前にどのような準備をすべきか、考え始めるとスムーズです。

*追加情報:国土交通省「浸水ナビ」(https://suiboumap.gsi.go.jp)は、

住所などピンポイントで浸水深の予想が、10分刻みでイラスト表示され便利です!

 

Q.土のうや水のうを用意した方がよい?

一戸建てや、マンションの1階では、雨水が住居に流れ込むリスクに加え、

下水道から水が逆流するリスクがあります。

玄関やガレージ入り口用に、土のうや水のう、止水板など自宅にあった備えををしておくほか、

トイレ、風呂場や洗濯機の排水溝に、「簡易水のう」(ビニール袋に水を入れてつくる)を

置くと、逆流を抑える効果があります。

簡易水のうの作り方は、こちら(大田区)


●第5回「台風、地震、感染症、みんなまとめて備えよう!」

2020年10月6日(火)11:30~12:00  社教1

「在宅避難」のための基本の備えをしておけば、いろいろな災害に応用できることを、みんなで確認しました。ちなみに在宅避難の必須アイテム「カセットコンロ」は全員備えありでした。ナイスです!

衛生対策に役立つ「手づくり次亜塩素酸消毒液(物の消毒用)」の作り方は下のPDFに書いてあります。

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防災おしゃべり会レジュメ(第5回)
防災おしゃべり会第5回).pdf
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●第4回「安心できる寝室づくりのコツ」

2020年1月30日(木)11:30~12:00

@社教1 12名

・震度6強の揺れはどれくらい?

・家族の寝室で何が起こる?危険を見つけよ

    う!(左図は、コーディネーターの自宅例)

・手っ取り早い5つの対策法

・マジックテープを使った小型家具転倒防止術

・物が壊れないと、片付けがラク

・おまけ:冷蔵庫、テレビの転倒防止策例 

 

コーディネーターの自宅を例に、すぐにできる

対策法などを共有しました。パワーポイントの

データを抜粋してPDF化しました。ご参照を!

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防災おしゃべり会パワーポイント(第4回)
防災おしゃべり会第4回.pdf
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●第3回「非常時のトイレどう備える?」

2019年12月23日@多目的室 12名

・非常時のトイレについて、シーン別にシミュレーション

  在宅避難:水が流せなくなったら?汚物ゴミどうやって保管?

  避難所:トイレの数が足りない?すぐ使えない?犯罪に注意!

  外出先:職場のルールは?帰宅困難になったら?

・ダンボール箱を使って、非常用トイレづくり体験

・凝固剤を使ってみよう

・市販のダンボールトイレに座ってみよう

・水の確保と衛生管理について

 (次亜塩素酸入り「ハイター」での消毒液のつくり方)

 

 悩ましい非常時のトイレ問題について、課題と、少しでもよりよく

過ごすためのヒントを共有しました。近隣マンションの自治会長

さんも加わってマンションでのルールなど具体的なお話を伺えました!有難うございました。

写真は市販のダンボールトイレの例。

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防災おしゃべり会レジュメ(第3回)
おしゃべり会3レジュメ.pdf
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●第2回「非常時に役立つグッズの備え方」

2019年11月14日@多目的室 12名

大田区ハザードマップ風水害編を確認

・明かりは適材適所で(ヘッドランプ、足元灯など)

・非常用トイレは消臭グッズも忘れずに

・水をどうやって運ぶか(風呂敷リュック体験)

・節水調理グッズ

・非常用持ち出さない袋、置き場所を変えるだけリュックの作り方

 

ふだんも、非常時も役立つクッズを中心に、実物を触ったり

見たりしながら、おしゃべりしました。

写真は、

「ポリ袋調理に役立つ、高密度ポリエチレンの袋」

「汚物の保管に役立つ、防臭袋」

「地震や停電で自動的に点灯する足元灯」など

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防災おしゃべり会レジュメ(第2回)
おしゃべり会2レジュメ.pdf
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●第1回「台風19号の振り返り」

2019年10月17日@多目的室 12名

大田区ハザードマップ風水害編を確認

・体験談を共有(避難所へ行った人/自宅での体験など)

・来年の台風シーズンに向けての準備3ステップ

 ①自宅のリスクを知っておく ②避難先とタイミングを考えておく

 ③在宅避難の準備をしておき、応用する

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防災おしゃべり会レジュメ(第1回)
おしゃべり会1レジュメ.pdf
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